『あなたはあなたが使っている言葉でできている』― 仕事と人生の停滞感を打ち破る7つの「アサーティブな言葉」
「毎日忙しく働いているのに、なぜか前に進んでいる気がしない」
「また同じような問題で悩んでいる……」
もしあなたがそんな停滞感や無力感を抱えているなら、その原因は、あなたの能力や環境ではなく、あなたが無意識に「自分自身にかけている言葉」にあるかもしれません。
ゲイリー・ジョン・ビショップ氏の著書『あなたはあなたが使っている言葉でできている』は、私たちの人生がいかに「セルフトーク(自分との対話)」によって支配されているかを解き明かし、それを書き換えるための具体的な方法論を提示する一冊です。
この記事では、忙しいビジネスパーソンの皆さんが直面する「停滞感」を打ち破るために、本書の核となる「7つのアサーティブ(主張型)な言葉」を、具体的な事例と共に徹底的に解説していきます。
単なるポジティブ・シンキングとは一線を画す、行動を劇的に変える「言葉の力」を手に入れましょう。
- 本書の要点
- なぜあなたの仕事は「停滞」しているのか?
- ポジティブ・シンキングの罠と「アサーティブな言葉」
- 【言葉1】すべては「意志」から始まる:「私には意志がある」
- 【言葉2】なぜあなたは「うまくいかない」のか?:「私は勝つに決まっている」
- 【言葉3】問題発生時に唱える最強の呪文:「私にはできる!」
- 【言葉4】成功は「安全圏」の外にある:「先がわからないからおもしろい」
- 【言葉5】「やる気」を待つな、今すぐ動け:「自分は思考ではなくて行動だ」
- 【言葉6】壁にぶつかった時の燃料:「私はがむしゃらになる」
- 【言葉7】ストレスと無力感から解放される:「私は何も期待せず、すべてを受け入れる」
- 結論:頭の中から跳び出し、行動する人生へ
本書の要点
- 人生の質は、自分自身にかける「言葉(セルフトーク)」によって決定的に左右される。
- 「~したい」といった曖昧な言葉ではなく、「私は~だ」という断定的・アサーティブな言葉こそが、無意識と現実を変える力を持つ。
- 思考や「やる気」が乗るのを待つな。気分に関係なく「行動」を先に起こせば、思考や感情は後からついてくる。
- うまくいかない現状も、実は「自分はその程度だ」というネガティブな思い込みを証明するために、無意識が「勝っている」状態である。
- 成功や成長は「不確実性」の中にしか存在しない。苦しみの原因となる「期待」を手放し、現実を「すべて受け入れる」ことが問題解決の鍵となる。
なぜあなたの仕事は「停滞」しているのか?
あなたは、自分が「回し車の上のハムスター」のように感じたことはないでしょうか? 猛烈に足を動かしているのに、景色は一向に変わらず、ちっとも前に進んでいない感覚。
本書は、多くの人が感じるこの停滞感の原因を、自分自身との「ネガティブなセルフトーク」にあると断言します。
思考がぐるぐるとループし、小さな声が「お前は怠けてばかりいる」「バカだ」「どうしようもないやつだ」とささやきかけてくる。
その声に飲み込まれそうになっているのにも気づかず、毎日をストレスや緊張と闘うことに費やしている。
私たちは1日に5万回以上も思考し、その多くは自分自身との対話です。そして、この対話の「質」が、あなたの感情、行動、そしてキャリアや人間関係といった「人生の質」を決定的に左右しているのです。
ネガティブな言葉は、ネガティブな感情を呼び起こします。「すごく大変だ」「間に合わなかったらどうしよう?」と自分に言い聞かせるほど、脳はそれを現実だと認識し、本当に大変な状況(ストレスや不安)をつくり出してしまいます。
この記事では、この「自滅的な無限ループ」を断ち切り、望む現実を手に入れるための「言葉の使い方」を、本書に沿ってご紹介します。
ポジティブ・シンキングの罠と「アサーティブな言葉」
「セルフトークが大事なら、ポジティブ・シンキングをすればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし著者は、「自分は虎だと言い聞かせなさい」といった従来のポジティブ・シンキングを「メイプルシロップをドバっとかけた古いキャンディ」のようだ、と一蹴します。
なぜなら、人は虎ではないからです。無理やりなポジティブ・シンキングは、現実とのギャップを生み、かえって無力感を強めることさえあります。
本書が提唱するのは、セルフトークを「会話型ナラティブ」から「主張型アサーティブ」に変えることです。
- 会話型ナラティブ(NG): 「~する予定だ」「~するつもり」「~すべき」「~したい」
- 主張型アサーティブ(OK): 「自分は~だ」「~を歓迎する」「受け入れる」「主張する」
「~したい」や「~するつもりだ」といった未来形の言葉は、あなたの無意識に「それなら今やらなくてもいいか」という「逃げ道」を与えてしまいます。新年の誓いが守られないのは、まさにこのためです。
対して、「私はがむしゃらになる」といったアサーティブな言葉は、「今、この瞬間」の現実として無意識に切り込みます。
ビジネスシーンで言えば、「今日のプレゼンはうまくいくといいな(~したい)」と考えるのではなく、「今日のプレゼンは成功する」と自分に主張するのです。
このアサーティブな言葉こそが、あなたの脳を鍛え直し、人生の舵を握るための最初のステップです。
【言葉1】すべては「意志」から始まる:「私には意志がある」
人生がうまくいかないとき、私たちはつい言い訳を探します。
「仕事が最悪だ」「上司と合わない」「時間がない」……。
しかし著者は、第2章で「人生を変えられないことに言い訳をするな」と厳しく指摘します。
状況を変えるために行動する気がないなら、別の言い方をすれば、状況を変える意志がないのなら、どんなにイヤでもそれはあなたが選んだ人生だ。
「でも……」という言葉は、あなたを「被害者」の立場に縛り付ける、最も邪魔な荷物です。
人生を変える出発点は、状況や他人のせいにするのをやめ、「やるぞ!」という明確な「意志」を持つことです。
「何かをする意志があるか?」と自分に問いかけてほしい。
ずっと先延ばしにしていたことに取り組む意志はあるか。
給料アップを求めるか、さもなくばこの最低の仕事を辞める意志はあるか。
この問いかけは、あなたに行動を促します。
興味深いのは、この「意志」には2種類あるという点です。
一つは「やるぞ!」という肯定的な意志。もう一つは「こんなのもうイヤだ!」という「否定の意志」です。
「満足感も充実感もないまま、ただ生きるためだけに生きるのはもうイヤだ」
「家族との時間を犠牲にしてまで、この仕事を続けるのはもうイヤだ」
この「否定の意志」は、現状との決別を宣言する、肯定的な意志と同じくらい強力なモチベーションになります。
あなたに必要なのはどちらでしょうか? まずは自問し、「私には意志がある」と力強く主張することからすべてが始まります。
【言葉2】なぜあなたは「うまくいかない」のか?:「私は勝つに決まっている」
第3章で、著者は衝撃的な事実を提示します。
「あなたは、もうすでに人生に勝っている」と。
これを聞いて「ふざけるな。こんなにうまくいっていないのに」と思うかもしれません。
しかし、ここには本書の最もユニークで強力な洞察が隠されています。
問題は、「何に勝っているか」です。
著者は恋愛を例に挙げます。もしあなたが、いつも「ひどい相手」とばかり付き合ってしまい、恋愛がうまくいかないと嘆いているとします。
それは、あなたの無意識が「自分は愛される価値がない人間だ」というネガティブな思い込みを「証明する」ための戦いに、見事に「勝利」しているからだ、というのです。
あなたは無意識に「自分は愛される価値がない」ことを証明するのに最適な相手を選び、わざと関係を失敗へ導く行動(ありもしない問題にイライラするなど)を取り、最終的に「ほら、やっぱり自分は愛されないんだ」という信念を強化することに「勝っている」のです。
これはビジネスパーソンにもそのまま当てはまります。
たとえば年収400万円というのは、一つのなわばりになる。
(中略)
400万円稼ぐよりも600万円稼ぐほうが難しいとは限らない。
なぜ多くの人が年収400万円の「なわばり」から抜け出せないのか?
それは、彼らの無意識が「自分はその程度の人間だ」「これ以上稼ぐのは危険だ」という思い込みを証明し、その「快適このうえない場所」にとどまり続けることに「勝っている」からです。
私たちは皆、脳に強力な「勝ち癖」がついています。
この章のアサーティブな言葉「私は勝つに決まっている」は、この事実を認識するためのものです。
解決策は、この「勝ち癖」を、ネガティブな自己証明から、あなたが本当に望む「意識的な目標」に向けること。
「自分はダメだ」と証明するために使っていた莫大なエネルギーを、「自分は年収1,000万円を達成する」ことを証明するために使うのです。
あなたは元々「勝つ」力を持っているのですから。
【言葉3】問題発生時に唱える最強の呪文:「私にはできる!」
仕事にトラブルはつきものです。クライアントからクレームが入る、プロジェクトが炎上する、予期せぬ異動を命じられる……。
問題が起こると、私たちは「もうダメだ」「自分には耐えられない」とネガティブな感情に支配されがちです。
しかし第4章は、そんな時にこそ「私にはできる!」と主張すべきだと説きます。
まず認識すべきは、「大変なのはあなただけではない」ということです。
完璧な人生などありえません。あなたの隣のデスクの同僚も、取引先の担当者も、誰もがその人なりの問題を抱えて戦っています。
次に、一歩下がって「人生の全体像」を眺めてみましょう。
著者は、自分の人生を一本の「線路」として想像するエクササイズを提案します。
左側(過去)を振り返れば、あなたはこれまでに数々のすばらしい経験(昇進、結婚、子どもの誕生)をしてきたはずです。
同時に、つらい時期や苦しかった出来事(失恋、失敗、病気)も経験してきたはずです。
高校の数学のテストでDを取ってパニックになったことが、(中略)今のあなたには信じられないはずだ。
もっと深刻な問題も、今ではだいぶ違って見える。
そう、重要なのは、あなたはこれまで、あらゆる問題をどうにかこうにか乗り越えてきたという事実です。
そして今、あなたの目の前にある問題も、この長い線路の上の一つの「こぶ」に過ぎません。あなたは過去にできたのだから、今回だってできるはずです。
問題に直面し、感情に飲み込まれそうになったら、深呼吸して人生の全体像を思い浮かべ、そして力強く主張しましょう。
「私にはできる!」と。
【言葉4】成功は「安全圏」の外にある:「先がわからないからおもしろい」
人間は「確実さ」を求める病にかかっている、と著者は指摘します。
私たちは予測を立て、準備をし、リスクを避け、安全な場所にとどまろうとします。
しかし、第5章が示す残酷な真実はこうです。
「確実な成功などありえない」
安全を求める思いと、偉大で崇高な冒険とは相いれない。
─タキトゥス(ローマの政治家、歴史家)
ビジネスにおけるイノベーション、キャリアのブレイクスルー、人間的な成長。
これらすべての価値あるものは、「不確実性」という領域にしか存在しません。
慣れ親しんだルーティンワークを繰り返すのは「安全」かもしれませんが、それは「過去」を繰り返しているのと同じであり、何の「成長」も生み出しません。
昇給を勝ち取るには、上司に要望を出すという「リスク」を取らねばなりません。
成功者は、成功を確信していたから成功したのではありません。
彼らも不安や疑念を抱えながら、「先の読めない状況にも足を止めなかった」からです。
そもそも、「確実なもの」などこの世には存在しません。それは幻想です。
私たちが唯一コントロールできるのは、不確実性に対する「姿勢」だけです。
「先がわからないから怖い」と怯えるのではなく、「先がわからないからおもしろい」と楽しむ姿勢に切り替えましょう。
まずは小さなことからで構いません。
いつもと違うルートで出社する。入ったことのないレストランでランチを食べる。
そうやって「不確実性」に慣れ、自分の「安全圏」を少しずつ広げていくのです。
人生は冒険です。予測不能なカオスを楽しむ覚悟ができたとき、あなたの可能性は無限に広がります。
【言葉5】「やる気」を待つな、今すぐ動け:「自分は思考ではなくて行動だ」
「思考が変われば、人生が変わる」
この言葉は、自己啓発の世界でよく聞かれますが、著者は第6章で「なんてくだらないたわごとだろう」と一刀両断にします。
なぜなら、あなたという人間を決めるのは、頭の中にある「思考」ではなく、あなたが何をするかという「行動」だからです。
偉大な思考は思慮深い精神にのみ訴えかけるが、
偉大な行動は全人類に訴えかける。
─セオドア・ルーズヴェルト
仕事で「やる気がしない」「気分が乗らない」と感じる時(本書ではその具体例が詳細に描かれています)、私たちはつい「やる気」が出るのを待ってしまいます。
しかし、本当に偉大な人たちは、イヤな気持ちを味わいながらも、思考に引きずられない行動を取ることができる人たちです。
ガンディーもリンカーンも、不安や恐怖を抱えながら「行動」したのです。
著者がクライアントに常に言う言葉は、「気分じゃなかろうが、とにかくやるしかないんだ」。
「やる気」や「インスピレーション」は気まぐれな友人であり、あてにはできません。
準備ができていなくても、シートベルトを締めてアクセルを踏まなければ、車は発進しません。
さらに重要なのは、「行動」こそが「思考」を変える一番の近道だという点です。
行動に没頭しているとき(スポーツでいう「ゾーン」の状態)、ネガティブなセルフトークは消え去ります。そして、行動をやり遂げることで「自分はできる」という自信が生まれ、思考が後からついてくるのです。
「自分は思考ではなくて行動だ」
この言葉を胸に、「やる気」を探すのをやめ、今すぐ目の前のタスクに着手しましょう。
【言葉6】壁にぶつかった時の燃料:「私はがむしゃらになる」
大きな成功は、常に「安全圏」の外側にあります。そして、あなたが安全圏から一歩踏み出そうとすると、必ず「抵抗」が生まれます。
「お前にはできっこない」という周囲の声。
「無理だよ、やめておけ」という自分自身の心の声。
第7章は、こうした抵抗や壁にぶつかったとき、あなたを前進させる唯一無二の燃料が「がむしゃらさ」だと説きます。
本当のがむしゃらさは、頼れるものがほかに何もなくなってはじめて感じられる。すべてをなくし、成功の見通しや希望がとっくに消え去ったとき、がむしゃらさは人を前へ進ませる燃料になる。
ここで著者は、アーノルド・シュワルツェネッガーの例を挙げます。
第二次大戦後のオーストリアの貧しい家庭に生まれた彼が、「アメリカで映画俳優になる」という夢を持ったとき、周囲は「不可能だ」と言いました。
彼がその「不可能だ」という意見を受け入れていたら、その時点で夢は終わっていました。
しかし、彼は受け入れなかった。
ただ、がむしゃらに行動しました。毎日何時間もジムでトレーニングし、ビジネスを学び、オーディションを受け続けたのです。
がむしゃらになるコツは、目の前の問題に集中すること。全神経を注ぐことだ。
(中略)
ジムで上腕を鍛えるときも、彼は一つ一つの動き、ダンベルの1回の上げ下げに集中しながら、何回も何回も繰り返した。
がむしゃらさとは、やみくもに突進することではありません。
目の前にある「今やるべき課題」に全神経を集中させ、一歩ずつ、しかし確実にやり遂げる、研ぎ澄まされた覚悟の行動です。
ダイエット中、ジムに行く気がしなくても、あなたは「がむしゃらに」ジムへ行く。
起業家がアイデアを笑われても、「がむしゃらに」売り込みを続ける。
あなたにも、その「がむしゃらさ」は備わっています。
【言葉7】ストレスと無力感から解放される:「私は何も期待せず、すべてを受け入れる」
ビジネスパーソンのストレスや無力感は、どこから来るのでしょうか?
第8章は、そのほとんどが「期待」から生まれると結論づけています。
著者は、順調に進んでいた起業計画が、突然の契約トラブルで頓挫する例を挙げます。
その時、あなたを打ちのめすのは、契約を失ったという「事実」そのものよりも、「こんなはずじゃなかった」という「隠れた期待」と「現実」とのギャップです。
無力感の大きさは、隠れた期待と現実とのギャップをそのまま表している。ギャップが大きいほど落胆の度合いも大きくなる。
結婚生活への不満、仕事への失望、ダイエットの失敗……。
あなたの苦しみの根本には、常に「こうなるはず」という期待があります。
問題が人生をおかしくするのではなく、隠れた期待がおかしくするのです。
では、どうすればいいのか?
答えはシンプルです。「期待を手放せ!」
そして、この本の最後のアサーティブな言葉を唱えます。
「私は何も期待せず、すべてを受け入れる」
「すべてを受け入れる」とは、人生をあきらめることや、妥協することではありません。
それは、起こった現実を「引き受けて責任を取る」という意味です。
「それでいい」の精神です。
新しい仕事になじめなくても、「それでいい」。時間が解決すると知る。
恋人が不機嫌でも、「それでいい」。相手にも相手の事情があると理解する。
期待を手放し、現実をそのまま受け入れた瞬間、あなたは感情の渦から解放され、その状況に対して「力強く対処する」ためのパワーを取り戻します。
結論:頭の中から跳び出し、行動する人生へ
本書は、7つのアサーティブな言葉を紹介してきましたが、最終章(第9章)で、結局のところすべては一つのことに集約されると述べています。
それは「行動」です。
シンプルな話だ。
自分の内面を成長させたいなら、
外の世界で行動すればいい。
頭の中を跳び出して、
人生に跳び込もう。
私たちは、死の床で何を後悔するのでしょうか?
著者は、それは「挑戦しなかったこと」であり、「がんばらなかったこと」だと断言します。
私たちは「できない」理由を探し、「過去のせいだ」と言い訳をし、行動を先延ばしにします。
この悪循環から本気で抜け出し、自由になるためのステップは二つだけです。
今やっていること(悪い習慣)をやめる。
- ソファで動画を見続けること、ジャンクフードを食べること、先延ばしにすること。それを、今すぐやめる。
前へ進むのに必要な行動(良い習慣)を取る。
- 仕事を変えたいなら、求人に応募する。外へ出て人脈を築く。
悪い習慣をやめて空いたスペースに、良い習慣を入れるのです。
『あなたはあなたが使っている言葉でできている』は、単なる自己啓発書ではありません。
それは、あなたの「頭の中」からあなたを引っ張り出し、「行動」の世界へと突き飛ばすための、強力なマニュアルです。
紹介された7つの言葉は、あなたが行動を起こし、継続するための「武器」です。
「ちょっとあとで」はもう終わりにしましょう。
あなたはあなたの思考ではありません。あなたはあなたの「行動」です。
今日から使う言葉を変え、行動を変え、そして人生そのものを変えていきましょう。







