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【中田敦彦式】激務を乗り越えろ!忙しいビジネスパーソンのための「やらないこと」リスト41で最強メンタルを手に入れる方法

ヒガマツコ

本記事では、オリエンタルラジオ中田敦彦氏の著書『中田式 ウルトラ・メンタル教本 好きに生きるための「やらないこと」リスト41』の中から、特に多忙なビジネスパーソンが現代社会を生き抜く上で役立つ「やらないこと」をピックアップし、その理由と具体的な実践方法を解説します。仕事、人間関係、そして人生における様々な局面でメンタルを強く保ち、自分らしく生きるためのヒントが満載です。

目次
  1. 本書の要点
  2. はじめに:なぜ今、メンタル強化がビジネスパーソンに必要なのか
  3. レクチャー❶ 基礎編:揺るがないメンタルの土台を作る「やらないこと」
  4. レクチャー❷ 仕事編:成果を出し続けるための「やらないこと」
  5. レクチャー❸ 人間関係編:ストレスを減らし、良好な関係を築く「やらないこと」
  6. レクチャー❹ 組織・集団編:賢く立ち回り、自分を活かす「やらないこと」
  7. レクチャー❺ 人生編:自分らしく、後悔なく生きるための「やらないこと」
  8. まとめ:中田式メンタル術で、軽やかに、力強く生きる

本書の要点

  • ネガティブな自分を無理に変えようとせず、まずは「よく食べる」「よく眠る」ことで心身の回復を優先する。
  • 「個性」は後からついてくるもの。インプットと行動を重ねる中で自然と形成される。
  • 変化を恐れず、副業などで自身の中に多様性を持つことが、変動の激しい現代を生き抜く力になる。
  • 他人の評価や意見に振り回されず、具体的な指摘のみに耳を傾け、自分を成長させる糧とする。
  • 自分自身をあきらめず、挫折を次のステージへのステップと捉え、挑戦し続けることが重要。

はじめに:なぜ今、メンタル強化がビジネスパーソンに必要なのか

現代社会は、テクノロジーの急速な進化、情報過多、価値観の多様化など、めまぐるしい変化の中にあります。特にビジネスの現場では、プレッシャーやストレスを感じる場面も少なくありません。オリエンタルラジオの中田敦彦氏は、自身の著書『中田式 ウルトラ・メンタル教本』の中で、このような時代を生き抜くためには「くじけなさ」と「冷静さ」が必要だと説いています。

中田氏自身、芸人としてブレイクと失速、相方の再ブレイク、そしてYouTubeやアパレルブランドといった新分野への挑戦など、アップダウンの激しいキャリアを歩んできました。 その経験から導き出されたのは、「メンタルのありようで、人生はどうとでもなる」という確信です。

本記事では、この中田式のメンタル術の中から、特に忙しいビジネスパーソンが日々の仕事や生活で実践できる「やらないこと」を厳選し、書籍中の具体的なエピソードを交えながら、その真髄に迫ります。

レクチャー❶ 基礎編:揺るがないメンタルの土台を作る「やらないこと」

01|ネガティブな自分を変えない:疲れたときは休むが勝ち

仕事で失敗したり、人間関係で落ち込んだりしたとき、無理にポジティブになろうとしたり、原因を追究しようとしたりしていませんか? 中田氏は、「仕事で自信がなくなったり、ネガティブな気分に支配されたりしたとき」に実践しているのは、「よく食べる」ことと「よく眠る」こと、この2つだけだと述べています。

自信を失ったときに他人の意見を聞きたくなるのは自然なことですが、それは栄養失調の状態で断食するようなもの。 まずは心身の基本的な欲求を満たし、落ち着くことが最優先です。 「人間、誰しもネガティブになるさ。ちょっと休んでおくか」くらいに開き直るほうが、回復は早いのです。

02|自分の「個性」にとらわれない:「個性」は後からついてくる

「自分の強みは何か」「自分の個性とは何か」と悩むビジネスパーソンは多いかもしれません。しかし中田氏は、「個性とは、あとで勝手に備わるもの」であり、「なんのインプットもないまま個性を追求するのはナンセンス」だと断言します。

オリエンタルラジオの「武勇伝」ネタも、先輩方のネタを見て良い部分を取り入れ、自分たちにできることを一生懸命考えた結果生まれたもの。 まずは成功者から学び(中田氏はこれを「先進国に会う」と表現)、そのやり方を徹底的にマネる。 インプットと分析、そして行動を繰り返す中で、結果的にそれがあなたの「個性」になるのです。

06|雑音は聞かない:情報を選び抜き、自分の軸を保つ

情報過多の現代において、SNSなどを通じてあらゆる情報が秒速で拡散されます。その中には、心無い批判や自分とは異なる価値観も含まれています。中田氏は、「肉親といえども、他人。わかり合えなくてもいい」と言い切り、異なる価値観はすなわち雑音であり、耳を傾ける必要はないと説きます。

例えば、芸人になることを父親に反対された際、中田氏は感謝と謝罪を述べた上で、自身の計画(リスク管理、タイムリミット設定など)を論理的に説明し、父親の意見を聞き流したと言います。 世代間の価値観の違いは埋めようがないと割り切り、普遍的に大切なこと(誠実に生きる、など)さえ見誤らなければ、異論は聞き流す勇気も必要です。

レクチャー❷ 仕事編:成果を出し続けるための「やらないこと」

09|変化を恐れない:「副業」であなたの中に多様性を作ろう

「今、ウチの業界は過渡期なんです」という声は、どの業界からも聞こえてきます。しかし中田氏は、「世の中はいつだって過渡期なんだと思います」と指摘します。 エネルギー資源の転換で炭鉱街が寂れた軍艦島の例を挙げ、時代のニーズが変われば、それまで隆盛を誇った仕事が縮小されるのは仕方のないことだと説きます。

変化を恐れず、むしろ変化に対応するために、中田氏は「副業」を提案します。 メルカリで不要品を売ることからでも良い。まずは「副業=不可能」という感覚を捨て、自身の中に多様性を持つことが、変化の激しい現代を生き抜く力になるのです。

10|やりたいことを探さない:「何をすれば喜ばれるか」を考える

「やりたいことが見つからない」と悩む人は多いですが、中田氏はアフリカの原住民の村の例を引いて、仕事の本質は「共同体において自分はどんなことで奉仕しているか」という点にあると述べます。 つまり、「何をしたいか」ではなく、「何をすれば喜ばれるか」を考えることが重要だというのです。

都市生活では自分の価値が見えにくくなりがちですが、「喜ばれることをやればいい」とシンプルに考え、まずはチャレンジしてみる。 料理が得意ならレストランで働く、といった具合に。やってみてダメならやめていい。失敗はチャレンジする者の特権なのです。

11|意見の9割は聞かない:具体的な指摘だけが成長の糧

YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」には、絶賛と共に罵詈雑言も多く寄せられるそうですが、中田氏は全てのコメントを読むようにしていると言います。 なぜなら、その中に約1割だけ、具体的かつ有益な批判をするコメントがあるからです。

「話しているときにモスキート音みたいなのが混ざっていて聞き取りにくい」「革ジャンと黒いTシャツ姿だからか、いまいち見る気がしない」といった具体的な指摘は、改善につながり、結果として再生回数の増加にも繋がったそうです。 他人の意見の9割は参考にならないと割り切り、悪口は聞き流す。その分、貴重な1割の具体的な意見に真摯に耳を傾けましょう。

13|ギブ&テイクしない:ギブ、ギブ、ギブで信用を築く

「バーニングマン」という砂漠で行われるイベントでは、「ギブ&テイクしてはダメ」というルールがあり、物々交換や売買が禁止されています。 しかし不思議なことに、誰よりも多く振る舞った(ギブした)人が、最終的に最も多くのものを手にするのだそうです。 これは、見返りを求めない行動が周囲の「信用」を得るからです。

中田氏は、「これからの社会では、ギブ、ギブ、ギブ、で生きるべき」だと主張します。 日当1万円で洗車を頼まれたとして、言われたことだけをやるか、頼まれていない内装も綺麗にして相手に「この人に頼んでよかった」と思われる仕事をするか。評価されるのは後者であり、テイクよりもギブに力を注ぐことで信用が得られ、最終的に見合ったフィーが得られるようになるのです。

14|「自分」を見せない:役割に適した態度をとるプロ意識

品川庄司の品川祐氏は、普段は後輩をイジるキャラクターですが、映画監督として現場に立つと、そのオラオラ系の姿は消え、「最高!めっちゃいいです!」と役者を鼓舞するプロフェッショナルな振る舞いを見せるそうです。 これは、映画監督という「役割」を演じているのであり、良い作品を撮るというミッション達成のためには「自分」を見せる必要はない、という良い例です。

どんな仕事にも役割があり、その役割に適した態度をとることは非常に重要です。中田氏自身も講演会では「講師モード」になり、普段のテンションとは異なる振る舞いをすると言います。 ありのままの自分を封印し、役割を演じきることは、ビジネスにおける重要なスキルの一つなのです。

レクチャー❸ 人間関係編:ストレスを減らし、良好な関係を築く「やらないこと」

18|変なヤツを拒絶しない:変人こそ才能の塊

中田氏は、自分のまわりは「全員変人」だと言い、そういう人たちが大好きだと公言します。 無類のイチゴ好き、信じられないほど体力のある人、空気を読まない人など、何かに過剰な「変人」は、その追求心が紛れもない才能であり、学ぶべき点が多いと考えているからです。

「大前提として人間関係は毒。どうせ毒なら変人と付き合おう」というのが中田氏のスタンス。 誰と付き合っても疲れるのなら、才能の塊である変人と付き合った方が得だというわけです。変人の良い癖だけを拝借し、自分の成長に繋げる。そんなしたたかさも時には必要かもしれません。

19|まわりの評価を気にしない:ポジティブな言葉で自己肯定感を高める

他人の評価に一喜一憂してしまうのは人間の常ですが、中田氏は「高エネルギー体の持ち主」になることを勧めます。 明石家さんまさんのように、常にエネルギッシュで、姿勢が良く、初対面の人と握手をし、行動が早い。 こうした人々は、他人からどう思われているかを気にせず、ただ楽しんでいるだけです。

高エネルギー体になるための簡単な方法は、無理やりにでもポジティブな言葉を口にすること。「今日も最高に楽しいな」「すばらしい1日になるぞ」といった言葉を連呼する。 気持ちは込めなくてもよく、言葉が行動や感情を引っ張ってくれるのです。

21|ほめられようとしない:「過剰による失敗」を恐れない

仕事において失敗はつきものですが、中田氏は失敗には2種類あると言います。「不足していたせいで起こる失敗」(遅刻や提出物の不足など)は論外ですが、「過剰による失敗」は歓迎すべき失敗だというのです。

会議の資料準備を頼まれた際、資料を人数分コピーするだけでなく、お菓子やカイロまで用意して「子どもの集まりじゃないんだぞ」と怒られたとしても、それは「良い失敗」。 何もやらない「陰の失敗」より、果敢に挑戦した「陽の失敗」の方がはるかに実りがあり、その姿を見ている人は必ずいます。 安易にほめられようとすると、全てがこぢんまりしてしまい、相手にインパクトを残せません。

レクチャー❹ 組織・集団編:賢く立ち回り、自分を活かす「やらないこと」

27|組織に浸からない:組織を使い倒すくらいの気概を持つ

企業が打ち出す「社内ベンチャー」などの新しい取り組みも、言葉を入れ替えただけで旧来型の新規プロジェクト募集に過ぎない場合があると中田氏は指摘します。 組織は常にその成長と存続のためにあらゆる手段を講じるため、自分が属する組織を盲目的に信用するのは危険だと警鐘を鳴らします。

入館パスによる社員の行動管理の例を挙げ、便利なシステムも使い方次第では個人の監視につながりかねないことを示唆します。 組織に使われるのではなく、逆に組織を使い倒してやるくらいの冷静な視線とマインドが、現代人には必要だと説いています。

30|競わない:ニッチな市場でオンリーワンを目指す

食レポの仕事は既に飽和状態であり、多くの実力者がひしめいているため、そこに参入しても勝ち目はないと中田氏は分析します。 そこで彼が意識的に狙うのはニッチな分野。「芸人×ユーチューバー」「芸人×アパレル経営」「芸人×大学講師」といった掛け合わせは、競合相手が少ない、あるいはいない領域であり、チャレンジのし甲斐があるのです。

わざわざ倍率の高いところで消耗するのではなく、他の人があまりやろうとしない領域で自分の強みを活かす。オリジナリティとはそうやって生まれるものだと中田氏は考えています。

32|無遅刻無欠勤を目指さない:休むのも仕事のうち

「無遅刻無欠勤」が美徳とされた時代は終わり、今はむしろ仕事の効率の悪さを疑われかねません。 遅刻は論外としつつも、「遅刻をしない」ことが目的化し、クオリティを犠牲にしてしまうのは本末転倒だと中田氏は言います。

休むのが下手な人は仕事も下手。 デキる人はサボるのも上手であり、サボる中で次の仕事のアイデアが生まれることもある。 クオリティさえキープできれば、しっかりと休み、心身をリフレッシュすることも重要な仕事の一部なのです。

レクチャー❺ 人生編:自分らしく、後悔なく生きるための「やらないこと」

34|夢を見ない:まずは「自分を知る」ための学びを優先する

「夢を持て」と力説されることが多いですが、中田氏は「夢なんて、無理に見なくてもいいんです」と言います。 それよりも大切なのは「学ぶ」こと。 人の話に耳を傾け、自分ならどうするか考え、成功者のノウハウを盗む。その過程で自分にはどんな能力があり、何が欠けているのかが見えてくるのです。

音痴な人が歌手を夢見ても不幸なだけ。自分に何ができて、何によって周りを喜ばせられるのか。それを見つけるための学びが、結果的に輝く人生に繋がると中田氏は説きます。

38|同じ場所に居続けない:「違う」と思ったら環境を変える勇気

今の職場で思うように活躍できない、評価されないと感じたとき、多くの人は悶々としながらも留まりがちです。しかし中田氏は、「いくらがんばっても、構造的に活躍できない組織というのはあります。あるいは、そもそも自分の能力と合っていない仕事だったのかもしれない」と指摘し、そのような職場に留まるのは転職以上のリスクだと断言します。

プロ野球選手の例を挙げ、チームが変わることで成績が大きく変動するように、能力だけでなく環境との相性が重要だと説きます。 「どこにいても、がんばっていれば報われる」というのは幻想。自分にとってふさわしい場所で、ふさわしい努力こそが報われるのであり、「違う」と思ったらためらわずに場所を変える勇気を持つべきです。

41|絶対にあきらめない:挫折は次のステージへのステップ

テレビタレントとして頂点を極めることを一度はあきらめざるを得なかった中田氏。しかし彼は、その挫折をバネにYouTubeという新たな戦場を見つけ、成功を収めています。 彼にとって、何かをあきらめることは、新しいステージに進むためのステップであり、そこでまた歩き出せるなら何もあきらめてはいない、という考え方です。

「ちょっとだけあきらめるけど、この人生は絶対にあきらめない!」 くじけそうになっても、自分自身をあきらめない。心が疲れたら、本書の冒頭にあるように「よく食べ」「よく眠る」。そうすれば、また新しい朝がやってくるはずです。

まとめ:中田式メンタル術で、軽やかに、力強く生きる

中田敦彦氏の『ウルトラ・メンタル教本』は、単なる精神論ではなく、激動の現代を生き抜くための具体的な戦略と戦術に満ちています。今回ご紹介した「やらないこと」リストは、そのほんの一部に過ぎません。

重要なのは、自分に合わないこと、自分を消耗させることから意識的に距離を置き、本当に大切なこと、自分を活かせることにエネルギーを集中させること。 他人の評価や常識に振り回されず、自分自身の心の声に耳を澄まし、時には「やらない」という選択をすることで、道は開けてくるはずです。

この本で語られる数々の「やらないこと」は、裏を返せば「やるべきこと」を示唆しています。それは、学び続けること、挑戦し続けること、そして何よりも自分自身を大切にすること。これらの教えを胸に、忙しい日々の中でも自分らしい輝きを放つビジネスパーソンを目指しましょう。

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地元・千葉県東松戸に住み、東松戸をこよなく愛するヒガマツコが運営するサイト「Bookinfo」では、ビジネス書や自己啓発書を中心に書籍の要点を効率的に紹介しています。学生時代から読書に親しみ、短時間で要点をつかむスキルを磨いてきました。このブログでは、ビジネスや自己成長に役立つ本の重要なエッセンスを凝縮し、実践的なヒントや成功事例とともにわかりやすく解説。忙しい毎日でも効率よく学べるよう工夫した要約記事を日々更新しています。私のミッションは「本から得られる知識を通じて、より良い人生と成功をサポートすること」。趣味は飲食店巡りと運動で、新たな知識や視点を取り入れるのがモットー。今後は動画やSNSとも連携し、多くの方に読書の楽しさとビジネススキル向上の機会を届けるべく、日々新たな挑戦を続けています。
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